専門業者を利用して自分に合った施設探しを

実に素晴らしいお考えです。ひとり暮らしが困難になったとき、どんな施設に入るのか。これこそ、すべての高齢者が考えておくべきことでしょう。

ただ、高齢者施設と言っても千差万別。運営主体により公的施設と民間施設に分けられます。

公的施設ではケアハウス、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院など。民間施設では介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどがあります。

必要になる費用は施設の規模や地域、また入居時の相談者さんの状態(要介護度・認知症対応が必要かどうかなど)によっても変わってくるので、まずはプロである専門業者に相談してみましょう。家を借りるとき、不動産業者に頼るようなイメージです。

インターネットで「老人ホーム探し」と検索すると、全国の施設情報を取り扱う民間の紹介窓口が見つかります。複数のサイトで比べてみるのがおすすめです。

そして気になる施設が見つかれば、どんどん見学に行ってみましょう。心身ともにまだ元気な60代のうちから行動するのがいいですね。私も、すでに約10ヵ所の施設を見学しました。

実際に足を運んでみると、設備などのハード面だけでなく、食事の内容やスタッフの対応など、施設の雰囲気がよくわかります。それを参考に、「いざというときはここに入りたい」という複数の候補リストを作っておくのです。

リストがあれば、「このくらいの予算で、こういう雰囲気の施設に入りたい」という相談者さんの意思が明確に伝わり、親族に迷いや後ろめたさがなくなります。それは、これまで親切にしてくれた甥御さんや姪御さんに対しても、最高の思いやりになるはずです。

 


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