2024年9月 いちばん高い価格を提示した不動産会社と売買契約を結ぶ

先方との交渉を担当してもらっている末藤さんと相談の結果、当然ですが、いちばん高い価格をつけてくれたA社に売ることを決めました。末藤さんから重要事項の説明を受け、売買契約を締結。手付金50万円を受け取りました。売り先と金額が決まり、ゴールが近づいてきましたが、まだやることは残っています。

更地にして11月末に引き渡す契約なので、その日までに解体工事を終わらせなければなりません。次の作業は、解体業者を決めて契約し、解体工事を進めること。さらに相続登記、解体後の建物の滅失登記も、売主である私が11月末までに行う義務がありました。

2024年10月~11月 更地引き渡しのため、実家の解体工事を行う

解体作業は、残置物処分を含め、庭木の伐採・抜根、コンクリートブロック塀の撤去、便槽の撤去などまで対応してくれる業者と、10月中旬に契約。当初200万円ほどだった金額を約190万円にしてもらいました。この業者は、以前見積もりをもらったところではなく、実家の買い手である不動産会社から紹介してもらった数社の中から決めました。やはり地元に根付いて営業している不動産会社は、関連する様々な業者を知っていますね。

お願いした解体業者は、解体の経過を写真に撮ってメールで送ってくれるなど丁寧な対応で、離れていても現地の状況がわかりとても助かりました。並行して私の方では、熊本の法務局と郵送で書類をやり取りして相続登記をすませました。

完了報告として更地になった写真を受け取ったときは、感慨深かったです。建物がなくなった土地はなんだか広く感じられました。誰かがこの土地にまた家を建てて家族の暮らしが始まる……。そうやって引き継いでいくのだから、実家じまいをしてよかったんだと思いました。

※本稿は、『お金のプロが実体験をもとに導く 実家じまいの最適解』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。

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お金のプロが実体験をもとに導く 実家じまいの最適解』(著:坂本綾子/幻冬舎)

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