姓名判断の英才教育も授けられ

清水 川谷さんは芸名だけど、小籔さんの「千豊(かずとよ)」は本名だよね。

小籔 例のおじいがつけたんです。おじい、占いもやってたんで。そっちは父方で、ちなみに母方のおじいちゃんは山伏でした。

川谷・清水 ええっ。(笑)

小籔 占い師と山伏が合わさったら、そりゃ芸人になりますわ。おばあはよく僕を公務員にさせようとしたな、と思いますね。

清水 小籔さん自身が占いをすることは? 向いてそうだけど。

小籔 僕はまったく。ただおばあに「この先、どんな仕事に就いても副業でできるから覚えろ」って、小学生のときには古い姓名判断の本を渡されてましたね。ドラマに犯人が出てきたりするじゃないですか。その場で名前の画数調べて、ダメ出しとかさせられるんです。

清水 完全な英才教育。

川谷 僕も、占いとかけっこう好きですね。一度、自分の運気はこのまま下がってくんだ、終わったなって思ったことがあったんで。

小籔 4、5年前になにかあったんでしょうね。(笑)

川谷 ですね(笑)。その頃、人前に出る気分にはなれなかったけど、ある集まりに誘われて行ってみたら、遠くから誰かが話しかけてきたんです。「あなた、2018年以降は大丈夫よ」ってでかい声で。

清水 え、誰? 空耳?

川谷 いや、ちゃんと人で(笑)。でもとても返事できるような距離じゃないんですよ。あとで聞いたら、有名な占いの方だったらしい。

清水 その言葉はあたってた?