適当が生み出す可笑しみ

でも、そんな適当が生み出してしまうツッコミどころの多々ある風景が、結果的に、あの大物俳優・大泉洋の可笑しみの真髄を開花させてゆく温床となったのは疑いのないところでしょう。

数年前、『ほぼ日』で、この往年の大学生タレント大泉洋自身が糸井重里さんとの対談で、まさにそのことに自覚的に触れておりました。

「出方として『水曜どうでしょう』以外ぼくのおもしろさを発揮できる場ってなかったと思うんですよね」「そこにあまりにも粗い落ち度があるから」「文句しか言えないんだ、あの番組って」と。

※本稿は、『だから僕らは出会わなければならないのです。』(発行:集英社インターナショナル、発売:集英社)の一部を再編集したものです。

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だから僕らは出会わなければならないのです。』(著:嬉野雅道/発行:集英社インターナショナル、発売:集英社)

30周年を迎えた、北海道発の人気バラエティ番組『水曜どうでしょう』。

番組開始時から名場面を切り取ってきたディレクターが、その観察眼でこれまでの自身の人生を見つめ直し、同番組を含めた多くの人々との出会いを振り返る。

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