北海道発の人気バラエティ『水曜どうでしょう』が、2026年で30周年を迎えます。番組のカメラ担当ディレクターを30年間担当してきた「うれしー」こと嬉野雅道さんは、2026年で67歳に。「お陰で私の人生も『水曜どうでしょう』とともにハッピーでした」と振り返ります。そこで今回は、嬉野さんの連載を書籍化した『だから僕らは出会わなければならないのです。』より一部を抜粋して、30年の歩みを振り返るエッセイをお届けします。
絵に描いたような適当さで番組に長閑さをもたらす人
『水曜どうでしょう』は、厳格さから一番遠い「適当」で満ちた環境です。今ならNetflixでご覧になれますから一度その目でご確認いただきたい。
ご覧になれば、姿は見えないのにずいぶん押しの強い声でタレントに盛んにしゃべりかけるディレクターの存在に気づかれるはずです。
この男がチーフディレクターの藤村忠寿という『水曜どうでしょう』を支える髭の男です。
この男が、絵に描いたような適当さで番組に長閑さをもたらす張本人かもしれません。