私はすごく人生を損している?

現実的な理屈ばかりが頭を巡って、純粋に目の前のファンタジーに没入することができない。

みんな、何の抵抗もなく「この場は何も考えず楽しもう!」と熱狂できているのだろうか? それとも「ちょっと恥ずかしいな」と思いながらも、その感情を見ないふりをして楽しんでいるのだろうか?

一つひとつの言葉の裏を読み、勝手にブレーキを踏んで立ち止まって考えてしまう私のほうが、なんだかすごく人生を損しているような気がしてきた。

もったいない。

冷笑して賢ぶっている私の隣で、彼女たちは全力で夢を見て、笑って、熱狂している。素直に喜んで、心を開いて、ただその瞬間を味わい尽くせることは、きっと素晴らしい時間なんだろうな。

一生懸命働いてコツコツ貯めた100万円を一瞬で使ってもいいと思えるほど熱狂できるとは、どれほどのアドレナリンが出ているのだろう。

相手の言葉が純粋な真実じゃないことくらい、みんなわかっている。それでも、その瞬間に嬉しいと思えれば、それでいい。

人生って、そういう「わかってるけど楽しむ」の連続なのかもしれない。