(3)厚生労働省の認可を参考にしよう

在宅医療をしている診療所の中には、在宅療養支援診療所や機能強化型在宅療養支援診療所、在宅緩和ケア充実診療所として、厚生労働省に認定されている診療所があります(小笠原内科は、在宅緩和ケア充実診療所)。

こうした診療所については、各都道府県の健康医療局や医療整備課、医療政策課、あるいは医師会などに問い合わせるといいでしょう。また、ホームページで紹介している自治体もあります。

私は2002年にオンライン診療(遠隔診療)を始めました。

オンライン診療では、まず、訪問看護師が患者さんの家を訪問して、医師とテレビ電話をつなぎます。医師は訪問看護師と患者さんから話を聞きます。

そして、訪問看護師に胸の音を聞いてもらったり、おなかを触ってもらったりしながら、医師が画面越しに診察をします。前もって出してある指示(事前約束指示)に従って、訪問看護師が治療をすることもあります。

今はテレビ電話の画面が大きく、映像も鮮明で、患者さんの表情や部屋の様子などがはっきりとわかります。ですから、医師が訪問医療をするときと大差ない診療ができるようになりました。患者さんと医師の間に信頼関係があれば、医師の顔を見るだけで患者さんは安心できるようです。ですから、心のケアができるオンライン診療を「オンラインケア」と私は呼んでいます。

私は2013年に厚生労働省「遠隔診療科学研究班」の一員として、『遠隔診療実践マニュアル』(篠原出版新社)の在宅医療部門を執筆しました。

※本稿は、『笑って大往生できる人できない人』(アスコム)の一部を再編集したものです。

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『笑って大往生できる人できない人』(著:小笠原文雄/アスコム)

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