(イラスト: 山崎のぶこ)

 

もし、夜中に2回以上トイレに行くのでしたら、泌尿器科を受診して、頻尿を抑える薬を処方してもらうことを検討してもいいでしょう。ただ残念ながら、この薬はすべての方に効果があるわけではありません。

相談者さんができる方法としては、おばあさまが尿意を感じている、いないにかかわらず、寝る前に必ずトイレに行ってもらうこと。「トイレは大丈夫?」と本人の意思を確認するのではなく、「パジャマを着たらトイレに行く」という流れを作り、毎晩の習慣にしてしまうのです。

もしくは、寝てから30分後に必ずトイレに起こされるのなら、先回りをして30分後におばあさまを起こしてトイレに連れて行き、用を済ませた後に相談者さんがゆっくり眠るという方法もありますね。

相談者さんの負担を軽くするという意味では、おばあさまのベッドの脇にポータブルトイレを置いてトイレまでの動線を短くしたり、「夜だけ穿いて」と、パンツタイプの紙オムツをつけてもらう方法もあるでしょう。