(写真:stock.adobe.com)

夫が亡くなってから、私は人の本性を見ることになりました。

血のつながった家族だから温かいとは限らない。逆に、血のつながりのない人たちのほうが、驚くほど親身になってくれました。

夫の友人、私たちを知る方々、職場の仲間……。「困ったことがあれば言ってください」「応援しています」と、何度も手を差し伸べてくれました。その言葉に、私と娘は本当に助けられました。

人は一人では生きていけません。でも、支えてくれる人は、必ずしも身内とは限らないのだと知りました。

夫を失った悲しみは、これからも消えることはないでしょう。しかし、人の優しさにもたくさん触れることができました。人の温かさに支えられたからこそ、私たちは少しずつ前を向くことができています。

 

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