百一匹わにちゃん大行進

そもそも私は、なんかイベントがある度に、やたらわにぬいを貰っていたんです。
いや、そもそも私、エッセルさんが欲しかったのであって、わにぬいが欲しかった訳じゃないんですが……最初の頃は、それ、自分でもよく把握できていなくて。結果として「わにぬいが欲しいよお」って言っていた時期があって……そうしたら、うちには、もう、やたらとわにぬい。
で。
ある日。
こんな状況下で増えてしまったわに達は、思ったらしい……ん……です。

多分TVで。『101匹わんちゃん大行進』を見た時。
うちのわにの誰かが思ったみたいです。
『101匹わんちゃん大行進』。
こんなものがあるのなら。
なら、百一匹わにちゃん大行進をやって、何の問題がある?

いや、問題、山積みでしょう。そもそも、わにぬいが百一匹もいたら、それ、変です。そんなに同じ種類のぬいがいる筈がない。(その前に、ぬいぐるみがそんな数、いること自体が変だってば。)……でも……うちには、わに……いる。まあその……百一匹はいないんだけれど、七十だか八十だか……そのくらいは……すでに……いる。これなら……百一匹わにちゃん大行進、目指した場合……何とか……なる?
わにがそう思ってしまったら、このあとは一気呵成。
「わには……やる」
わにの決意表明。いやあ、やらないでくれ、わに!
ほぼ全力でそう思ったんですが、もう、今更、何をどう禁止していいのか判らない。
「やるよ。わには。百一匹わにちゃん大行進」
……うちの場合。とにかく、私がわにが好きでわにを愛しているっていうの、読者の方にはばればれなので、サイン会やイベントやると、その度に自然にわにぬいが増えてしまう。
……ほえーって思った時には……。
『百一匹わにちゃん大行進』は、成立していました。