人生の半分以上、このお仕事をさせていただきましたが、仕事をしていないときの自分も、《主体》になる瞬間みたいなのをもらっているというか。

何者でもない自分を肯定してくれる家族や動物がそばにいることで、救われることはたくさんありますし、人間はやっぱりひとりでは生きていけない生き物なのかなと思ったりもします。

生き方や考え方がずいぶん変わりました。動物を取り巻く環境から政治や環境問題、すべてつながっていると感じています。「知る」というのは、ときとして痛みを伴うこともある。ですが、「知る」ことを続けたいと思います。

今回の映画は、出演者にとっても観てくださる方にとっても、「痛みと救い」が共存する作品。そこに思いを寄せて、次の世代に伝えていくことに大きな意義があると感じています。

世界各地で実際に戦争が起きていて、日本はこの先どうなっていくかわからないけれど、こういう作品を作り続けられる世の中であってほしいと願っています。

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