「秀長・秀吉へのリスペクトは本物」

家康は豊臣に臣従しますが、すべてを諦めたわけではありません。野望が完全に消えたわけではないんです。これまで嘘を重ねてきた家康だけに、視聴者の皆さんも「本当に臣従したの?」と思うかもしれません。(笑)

ただ、秀長と秀吉へのリスペクトは本物なんだと思います。その決意を象徴するのが、月代(さかやき)を剃って秀吉と対面する場面です。当時、月代にすることは最大級の敬意の表れだったと解釈しました。豊臣の傘下に入るという決意が、剃髪という形で表れている。

『豊臣兄弟!』場面写真
(『豊臣兄弟!』/(c)NHK)

監督もそこを大切に演出してくださって、ギリギリまで剃髪した姿を見せず、家康が頭を上げたときに初めて映るんです。言葉以上に、家康の決意が伝わるシーンになったと思います。

第41回以降の家康をどう演じるか、僕自身も日々悩みながら撮影しています。

終盤では秀長との交流も深まっていきます。大人になってから、友達ができる家康というのが、僕はすごく面白いと思っています。そんな関係を通して、これまでとは違う家康の表情も見えてくるんじゃないでしょうか。

インタビュー後編へつづく

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大河ドラマ『豊臣兄弟!』

【NHK公式サイトより】

大河ドラマ「豊臣兄弟!」 大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中!! 強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡── 夢と希望の下剋上(げこくじょう)サクセスストーリー!

主人公は天下人の弟・豊臣秀長(とよとみ・ひでなが)。

歴史にif(もしも)はないものの… 『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』 とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメント!

【作】八津弘幸

【音楽】木村秀彬

【語り】安藤サクラ

【出演】仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石 聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮﨑あおい、小栗 旬 ほか

【時代考証】黒田基樹、柴 裕之

【制作統括】松川博敬、堀内裕介

【プロデューサー】高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友 茜(広報)

【演出】渡邊良雄、渡辺哲也、田中 正

【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分