介護は「チーム」、 一人で背負わないことが大切

まず、介護は一人で背負うものではなく、チームで行うものです。自分以外に、きょうだいや子ども、甥・姪など誰が介護にあたれるのかを明確にしたうえで、主たる介護者を早めに決めておきましょう。そうすることで、介護を「やらされる」のではなく、主体性をもって取り組むことができます。

同時に、介護者それぞれが現在おかれている状況のほか、病院の付き添いや食事づくり、入浴の介助など、日常のなかで必要となることを書き出しておきましょう。それをもとに主たる介護者が、各自に作業を割り振ります。

イラスト:あずみ虫