101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

<100歳の100の知恵 6>

『ケータリングやお取り寄せも活用』

夫が元気な頃は、文壇の方や出版社の人、知人・友人など、いろいろな方をお招きして、みんなで食事やお酒を楽しむことがよくありました。

料理は好きでしたし、レパートリーも多いほうでしたので、手料理でおもてなしをするのが苦ではなかったのです。むしろ、「これだけの予算で、おいしいものをどれだけ作れるかしら」と、ワクワクしたものです。

年をとって手作りするのが大変になってからは、おいしいケータリングを探して新しい味を試すのも楽しみになりました。また、最近は地方の特産品や銘菓なども電話注文などで取り寄せできるようになり、重宝しています。

高齢になり出歩けなくなってからは、人に来ていただき、楽しい会話に花を咲かせることが何よりの贅沢。無理して手料理を用意しようと思うとおっくうになるし、招かれたほうもかえって気を遣います。ですからケータリングやお取り寄せを、おおいに楽しんでいます。