「もったいない精神」を振り返ってみる
もったいないと思うものは、ほかにもたくさん。キッチンペーパーもそうね。水気を拭き取る時は、いらない布切れを小さく切っておけばこと足ります。野菜を絞る時は、さらしか巻きすを使うほうが、よほど上手にできる。プラスチックの空容器は、きれいに洗っておけば生徒さんがおかずを持ち帰る時に役立ちますし、豆腐のケースも調理中のゴミ入れに使います。
初めて来られた生徒さんのなかには水を出しっぱなしで洗い物をする方もいますが、汚れた食器は桶に溜めたお湯で洗うほうが効率的です。洗う前に油や汚れを新聞紙の切れ端などで拭いておくと、お湯が汚くなりません。
私は電子レンジも掃除機も持っていませんし、洗濯機はありますが毎日は使いません。布巾やタオルは手で簡単に洗って、その都度干します。掃除や洗濯は体を動かすことにもなるので、一石二鳥ですよ。
今の世の中の調子でものやエネルギーを使い続けていくと、どんなに資源があっても底をつきそうで心配です。今こそ、昔からの「もったいない精神」を振り返ってみてはどうかしらと思います。