役者になることを反対した父の言葉
僕の家族も昔から仲がいいんです。でも、役者の道はデビュー後も父親から反対されていました。当時、父は舞台を観もせず「ちゃんとした社会人になれ」と。
僕が家族との時間をおろそかにしたことも許せなかったのでしょう。祖母が体調を崩した時に稽古続きで見舞いに行けず、会えたのは亡くなる少し前。衰弱した祖母を前に、時間は戻ってこないんだと後悔しました。
それから家族としっかり話し合い、父も全力で応援してくれるように。父の言葉を思い出すと、役者だけでなく人としても成長しなければと気が引き締まるんです。