簡単漢方メニュー:不調に効く食材と食べ方は?

さまざまな不調をゆるやかに改善する漢方メニューを紹介します。

いつもの食事に一品、加えてみては?

お腹を下しやすい人は
「ゆでたじゃがいも」

下痢の原因で多いのは、ストレスや過労、食事の不摂生。じゃがいもには胃腸を丈夫にし、痛みを止める効能があります。バターは胃に負担がかかるので控えて。ふかしたさつまいももおすすめ。

 

胸焼けがすっきり
「湯通しキャベツ」

胸焼けの原因は、食べすぎ、ストレス、睡眠不足など。キャベツは胃腸薬の原料にもなっているビタミンUを含み、胃の働きを整えてくれます。沸騰した湯にキャベツの葉を1枚ずつさっと通し、醤油やカツオ節で。

 

頭痛には
「ねぎ塩スープ」

頭痛の原因の一つは風による冷え。エアコンの風にも直接当たらないほうがいいでしょう。体を温め、解毒作用もあるねぎは、頭痛にぴったり。細く切ったねぎにお湯を注ぎ、塩で調えた簡単スープで温まりましょう。

 

便秘解消に
「きゅうりのしょうが炒め」

便秘は、熱、冷え、気の流れの悪さ、血の不足などで体が潤いを失い、胃腸の働きが低下して起こるもの。きゅうりは体にこもった余分な熱を抑え、水分も補給します。熱を追い出す発散作用のあるしょうがで炒めて。