「いや、それはさすがに清水さん……」

黒沢 ……ちょっと待ってください。このままだと、せっかくの楽しいページが悪口大会になってしまう(笑)。清水さんの連載だし、私、これから清水さんのいいところを言っていいですか。

鈴木 そうだね。僕も言います。

清水 ありがとう、それが一番嬉しいよ。1人10個ずつね。(笑)

黒沢 まず言えるのは、女性芸人が憧れてる先輩、ナンバーワンだってことです。

清水 マジか。

黒沢 ネタの面白さはもちろんなんですけど、結婚されてて、夫も子どももいるのに、これまでのお仕事を成し遂げてきた、というところがやっぱりすごいと思うんです。それから、口が悪くて面白い。

鈴木 一番気をつけなきゃいけない年代なのにね。

黒沢 私たちが「いや、それはさすがに清水さん……」って注意しそうになるくらいなのに、意外と相手が怒ってない。懐に入り込む力っていうのか。

清水 へー。

鈴木 そもそも先輩と仕事するときは気も遣うし、怒られないようにしなきゃ、と思うものなんですけど、清水さんに対してはそういう変な緊張感がないんですよね。

清水 緊張感、持ってくれよ。

鈴木 ラジオとかも、「自由にやらせてもらってありがたいな」と思いながらパッと横を見ると、いつのまにか本読んでるし。(笑)

清水 飽きちゃうんだよ。(笑)

鈴木 人に注意しなきゃいけない年代の人が、自ら注意されることをやっちゃうって、なかなかないですからね。黒沢さんは、清水さんとは仕事で親しくなったの?

黒沢 清水さんと仲のいい光浦(靖子)さんが引き合わせてくださって。いまはお仕事中なので「清水さん」ですけど、LINE上では「ミッちゃん」って呼ばせていただいてます。(笑)

鈴木 ほんと? それはすごいな。