土俵の外の北の富士VS舞の海
新入幕の一山本は石浦を、はりま投げで破った。珍しい技は、ファンは大歓迎です。
幕内の放送は、見どころ、休場力士など伝えることが多すぎて、大坂アナウンサーは正面解説者の北の富士さんとの会話に専念し、向正面解説者の舞の海さんがなかなか紹介されず、舞の海さんは、自分から話しに割り込んできた。北の富士さんに「いたのか」と言われていた。二人の解説はいつも笑える。
4年ぶりの再入幕の宇良は、大奄美に突き落としで勝ち、館内の大拍手をあびていた。両膝の悪化からの復帰の喜びが、インタビューのにこやかな表情から伝わってきた。
注目の照ノ富士は、先場所負けた遠藤が対戦相手だったが、落ち着いて送り出した。
さらに注目の白鵬は手術した右足を軸にして掛け投げで新小結の明生に勝ったが、強さは感じられず、噴き出した汗にも必死さを感じた。
正代、貴景勝も勝ち、初日は上位安泰だったが、期待の新三役の若隆景が負けてしまったことから、さらに今場所は誰が活躍するのかと見逃せなくなった。