やってはいけないキャッシング&リボ払い

そんな信用の証であるクレジットカードですが、分割払いは“無いお金”で買うようなものですし、特に3回払い以上は手数料がかかるので使うのを避けたいところ。キャッシング(注:ここではクレジットカードに付帯したお金を借りるサービスのこと)も使わないほうが得策です。

そしてなんといっても、絶対にやってはいけないのが、リボルビング払い(以下、リボ払い)です。

安易にリボ払いに手を出してしまうと…(写真提供:写真AC)

リボ払いは、毎月決められた額を支払うことで商品の代金を返済していく方法ですが、ポイントが付く、マイルが付くなどといっても、利用しないほうがいい。リボ払いを利用した時点でクレジットカードのお得度はむしろマイナスになってしまうからです。

なお、あなたがこれらの払い方をした時点で、クレジット会社は既にあなたを疑っているようなもの。1回払いでも、立て替えた日から口座引き落としの日まで最大2か月ほども待っているのに、それを3回なんていわれたら、立て替えた側としては警戒して当然と思いませんか? クレジット会社だって、大きな手数料を取らなければリスクに耐えられないことでしょう。

その手数料たるや、10~18%です。ピンと来ない場合、消費税を思い浮かべてみてください。消費税が8%から10%に2%上がっただけで日本中が大騒ぎになりましたよね。そんな中、10~18%の手数料を払ってまでリボ払いで買い物をする感覚をどう思いますか?