そして始まる終わらない借金の旅

リボ払いがほぼデフォルトで設定されているカードもあるようで、恐ろしい限りです。かつてこの設定を知らずに利用してしまった20代の女性と出会ったことがあります。残高を一括で返すこともできないし、途中で設定変更もできないし、他の買い物の分も重なっているし地獄だといっていました。

この女性の例をイメージして、元金と手数料を合わせて30万円の買い物を、毎月５０００円のリボ払いで返済したらどうなるか計算してみました。　

30万円の買い物をリボ払いで払った場合のイメージ（『『得する会社員 損する会社員-手取りを活かすお金の超基本』（著：川部紀子／中公新書ラクレ）』より）
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つまり30万円のものを購入するために、44万円以上出さなければならないことになります。

買い物はこれだけで終わらないでしょうし、どんどん積み重なっていけばもう大変。返済額が月５０００円に固定されているので、買えば買うほど支払い終了は後ろに延びていきます。もはや終わらない借金の旅です。

やはり、クレジットカードは１回払い以外利用してはいけないのです。