不調10【認知症】

脳の神経細胞が脱落・減少することで、記憶障害、見当識障害、判断力の低下が起こる認知症。

ストレスや喫煙習慣のほか、糖尿病や高脂血症(脂質異常症)、高血圧などの生活習慣病も発症リスクを高めます。コミュニケーション不足など心身の不活性化も要因の一つ。

《認知症リスクを減らす日常習慣を取り入れる》

認知症のメカニズムにはわかっていないことも多く、完全に防げる対策や薬の登場にはもう少し時間がかかりそうです。ただ、認知症の20~30%を占める脳血管性認知症は、背景に脳梗塞や脳出血があるため、生活習慣病や歯周病を予防することがリスクの軽減につながります。

また五感や脳を使いながら体を動かしたり、心が喜ぶ楽しいことをして脳を活性化することも認知症予防につながるとされています。

がん予防にもいえることですが、心身の健康をトータルに守ることが、何歳になっても元気で活動するための秘訣です。それは新型コロナウイルスなどの感染症に対抗する免疫向上にもつながってくるでしょう。人生100年時代を明るくしなやかに生き抜くためにも、自分の体は自分で守る意識を持って、できる対策から始めていただきたいと思います。