損害の認定は2分類されている

地震保険も建物補償と家財補償を別々に契約するのは、火災保険と同様ですが、先にご紹介したとおり、国との共同運営のため、どこの会社の地震保険に加入されても、損害割合や保険金限度額は決まっています。ちなみに地震保険の保険金額は、火災保険額の30~50%の範囲で設定しますが、建物は5000万円、家財は3000万円が上限となっています。

注意したいのは、現時点では損害の認定は契約始期によって、2分類されていることです。

【2016年12月31日以前始期契約】

 

【2017年1月1日以降始期契約】

地震保険の保険割合表【2017年1月1日以降始期契約】:筆者作成(写真を拡大