パンプスの場合は……
(1)甲が覆われたデザインかストラップ付き
足が前に滑りにくく脱げにくいので、転倒や指の変形防止に。市販のストラップを付けても
(2)ヒールの高さは4cm以下に
4cmより高いと足が前に滑って指先が圧迫され、外反母趾やタコの原因に。またインソールによる矯正も効きにくい
(3)太くて安定感のあるヒール
細いヒールでは足がぐらつき、転倒リスクが高まる。太めのヒールか、ウェッジソールを選んで
\インソールで足アーチを回復/
老眼鏡で視力を補正するように、加齢や運動不足で崩れた足のアーチを支えて歩行を安定させるのがインソール。足の裏にかかる負荷を広い面で受け止め衝撃を分散し、地面を蹴る力をスムーズに伝えてくれる。
「医療機関や専門店でサイズを測定してオーダーするのが理想です。当院ではドイツ整形外科靴マイスターと義肢装具士の2つの資格を有する日本唯一の技術者が製作しており、保険適用で1万円前後からつくることができます。既製品を購入するならシューフィッターに相談しながら選んでください」(久道先生)