左からさだまさしさん、清水ミチコさん、笑福亭鶴瓶さん(撮影:木村直軌)
20代から友情を育んできた話芸のプロ、さだまさしさんと笑福亭鶴瓶さんをお招きして。鼎談前の控室で「もう、2人でしゃべりすぎてしまった」というゲストたち。清水ミチコさんが「じゃあ、すでにお疲れですね」と水を向けた途端、立て板に水とばかりにおしゃべりがはじまって――(撮影=木村直軌 構成=本誌編集部)

出会いはファンレター

清水 2人のつきあいは、もう45年なんですって? そのへんの夫婦よりも長いじゃないですか。

さだ あと5年で、金婚式だね。

鶴瓶 きっかけは、俺がさださんにメッセージを送ったの。当時、俺は『ミッドナイト東海』っていう名古屋のローカルラジオ番組のパーソナリティをしてて。

清水 深夜のね。私、聴いてた!

鶴瓶 そやそや、ミッちゃん、岐阜の田舎の出やからな。(笑)

清水 胸を張ってますけど、なにか?(笑)

鶴瓶 あるとき、俺のいてる名古屋のホテルに、ツアー中のさださんが泊まってはるって聞いて。それで、言うたらファンレター的なものをね、書いて預けたんです。そしたら夜中の2時ごろ、突然番組に飛び込んできたんですよ。

さだ ホテルに帰ってメッセージを見ましてね。「この人、なにする人?」って聞いたら、落語家さんで、『ミッドナイト東海』でDJやってるって言う。3時までの番組だから、そのままスタジオへ行ったの。東海ラジオとは親しかったし、昔はセキュリティも緩いからね。すぐ入れちゃう。

清水 さださん、優しいですね。そのころの鶴瓶さんは、まだ売れていたわけじゃないでしょう。

さだ メッセージに感激しましたから。

清水 ちなみに、番組ではよく暴れてる人だった。(笑)