日記と写経は似ている

白い紙のスペースを、乱雑に埋めていくか、心を込めて書いていくかでは書き上がりに大きな違いが生まれます。

なんだか小さいことでイライラしていたなと思えるようになれば、日記のおかげ。精神統一にも使われる「写経」にも似た効果が日記にはあるのかもしれません。いや、あると思います。

『伝える準備』(著:藤井貴彦/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

こんなふうに「書く」という作業を重ねているうちに、日記と写経のように、似て非なるものの共通項を発見することも書くことの素敵な副産物だと思います。

また、翌日の仕事に対して緊張が取れない場合も、私は日記に吸い取ってもらいます。緊張した自分を日記にさらけ出すだけで、どこが緊張の原因なのか見えてくることがあります。