2021年12月16日に最終回を迎えた人気ドラマ『Doctor-X~外科医・大門未知子~』でフリーランスの外科医・大門未知子役を演じた米倉涼子さん。「私、失敗しないので」の決め台詞は彼女の代名詞ともなり、同ドラマは第7シーズンに至るまで、最も観られているTVドラマとなった。2022年1月13日には、主演を務めたNETFLIXシリーズ『新聞記者』が全世界同時配信予定と、第一線を走り続ける米倉さんが2022年、『CHICAGO(シカゴ)』で4度目のロキシー・ハート役を演じることが決定。自身のブロードウェイデビュー10周年となるメモリアルイヤーの挑戦について語った。

4度目のブロードウエイ

2022年秋、米倉涼子さんがミュージカル『CHICAGO』のロキシー・ハート役で、ブロードウェイの舞台に出演することが決定。ブロードウェイで4度目のブロードウェイ主演抜擢は、日本人女優史上初となる。今年は『CHICAGO』の 25 周年アニバーサリーにあたり、2022年11月にブロードウェイ公演、そして12月には来日公演を行う。

舞台写真撮影:Masahiro Noguchi

『CHICAGO』は、禁酒法時代である1920年代のアメリカ・シカゴを舞台としたブロードウェイを代表する作品。主役は「刑務所の女性殺人犯たち」で、彼女らの裁判とメディア操作、世間の反響をコミカルかつドラマチックに描いたメガヒット・ミュージカルだ。「オール・ザット・ジャズ」など、名曲揃いのミュージカル・ナンバーと、鬼才ボブ・フォッシーの特徴的な振付、それを体現する超一流のダンサーたちのパフォーマンスは、世界中の観客を魅了している。ブロードウェイ初演は1975年。1977年まで、936公演が上演された。その後、1996 年にブロードウェイで再演(リバイバル)され、史上最長記録を更新中だ。

日本では 1999 年から、合計9回の海外カンパニーにおける来日公演、2回の日本人キャスト公演、2回の宝塚歌劇団OGたちによる公演が行われ、合計350公演以上、55 万人以上の動員を記録している。

『CHICAGO』を「初めて観たときにすぐに恋に落ちた作品」と語る米倉さんに、作品の魅力と意気込みを聞いた。