終のすみかはどうしよう

終のすみかについては、どんなかたちがいいのかと思案中です。現在住んでいるのは賃貸マンション。以前住んでいたマンションは、小さな部屋でしたが自分で購入したものでした。もっと広い家に移りたいということで、今の家に引っ越すことにしたのですが、諸事情から売ってもらえず、賃貸という形で住んでいます。そのことも、終のすみかをどうするか考えるきっかけになったのかも……。

それともうひとつ。50代までは、独身の女友だちと「将来は一緒に暮らそうよ」とか言い合って安心感を得ていたけれど、目の前にその将来が迫ってきた今思うのは、現実的に考えると他人と一緒に住むのは難しいな、ということ。

親しいとはいえ、お互い自分の築き上げてきたスタイルもあるし、ペースも違うだろうから、最初は楽しくても、徐々にズレが生じてきて、居心地が悪くなってしまうような気がします。それに、家族ではないから、介護や看取りが必要になった時、どこまで介入できるのかといった問題も生じてくるでしょうし。あれ、なんか暗い話になってます?

でも、体力的な面で、生活のいろんなことがだんだんひとりではできなくなっていくのも、現実問題としてありますよね。だから私は、劇団の後輩に「あんたたち、これだけ面倒みてやってんだから、私の老後の面倒くらいみろよ!」と息巻いてみたりしています。

冗談半分ですが、半分は本気かも(笑)。気心の知れた後輩が世話を焼いてくれたら最高だな、と思いますもん。男でも女の後輩でもうれしいですけど、男の後輩の存在って大きい気がします。恋愛感情を抜きにして、話を聞いてくれる異性がいることで、女性の本能として心が和むというか、潤うというか。女同士にはないラクさがありますよね。そういう時間って必要だなって、最近実感しています。

真面目な話、人様に迷惑をかけたくないので、来るべき時が来たら施設に入るのが妥当なんでしょうね。どんな施設があるのか、調べ始めなくては。でも芸能人が多く入所している施設は避けますよ。だって、穏やかな老後を過ごそうと思っても、食堂とかで顔を合わせるたびに立ち上がって挨拶しなくちゃいけないなんて、くつろげませんもん。(笑)