『桜の茶巾絞り』(撮影:竹内章雄)
現在発売中の『婦人公論』『婦人公論』(4月号)の料理連載「お料理歳時記」では、「桜色の食卓」を特集! 桜前線とともに気持ちが華やぐ季節は、食事も春の彩りにしてみませんか。おいしく、美しく。薄紅に染めるほんの少しの工夫を江崎美惠子さんが紹介します(撮影=竹内章雄 スタイリング・構成=北村美香)

ヨーグルトと生クリームで軽やかな味わい
「桜の茶巾絞り」

《 材料(6人分) 》

・ヨーグルト(グリコ「おいしいカスピ海」)…200g
・フランボワーズ(冷凍)…100g
・レモンの搾り汁…小さじ1
・粉糖…20g
・生クリーム…50mL

A
 グラニュー糖…40g
 桜リキュール…小さじ2
 水…100mL

・粉ゼラチン(戻さずに使えるタイプ)…10g
・ミントの葉…6枚

《 作り方 》

(1) ヨーグルトはざるなどに入れて、水気を切っておく。

(2) フランボワーズをフードプロセッサーにかける。

(3)(2)にヨーグルト、レモンの搾り汁を加えて攪拌する。ペースト状になったら粉糖と生クリームを加え、さらに攪拌する。

(4)(3)をボウルに移し、泡立て器で5分立てにする。

(5) 鍋にAを入れ、軽く沸騰させたら粉ゼラチンを加えて、よく溶かす。

(6) (5)の鍋底を氷水につけて、とろみがつくまで冷やす。

(7)(6)の中に(4)を少しずつ入れながら、泡立て器で混ぜ合わせていく。

(8) ラップを広げて、6等分した(7)を中央にこんもりとのせ、ラップの上部をひねって茶巾に絞り、輪ゴムで留める。6つ作ったら冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。

(9)器に茶巾絞りをのせ、ミントの葉を飾る。

メモ 粉ゼラチンは、商品の指示通りに扱ってください


本誌では鮭のパフェずし、桜えびのゼリー寄せなど5種のレシピを掲載しています!

目次・購入はこちら