義理の親より実の親の方が難しい！「終活したくない親」に「接触を嫌がる娘」…互いの言い分とは

●母

父が亡くなった時、すでに認知症を患っていた母が、泣く私を「大丈夫」と頭を撫でて抱きしめてくれた。今は私を娘とは認識できないけれど、母が心の支えです。（58歳・公務員）

●娘

1人暮らしでシングルの娘とは趣味が似ているので、オタ活について話ができるのが大切なひとときです。留守中は、お互いの飼い猫の面倒をみたりすることも。（67歳・パート）

●息子夫婦

息子夫婦が明るく、いつも笑顔で幸せに暮らしていること。それを少し離れたところから見守る今がとても幸せで、精神的に助けられている。若い世代の人たちの考え方は勉強になるし、刺激的で楽しい。何もしてくれなくてよい。ただ元気に暮らしていてくれたらそれで十分。（65歳・パート）

●義母

亡き義母は、温かく私を迎え入れてくれ、さまざまなことを教えてくれました。家族にも思いやりをもって接する人。実母との縁が薄く、親子関係というものがわからない私には、その愛情が沁（し）みました。（57歳・主婦）

●息子

息子たち2人は、私が夫や義母のことをグチっても「そうなんだぁ」とただ聞いてくれます。すると私のほうが、これ以上言うと嫌な気持ちになると思い、自然と怒りが収まるのです。ただ話を聞いてくれる2人には本当に感謝しかありません。（53歳・自営業）

●母

88歳の母は同じマンションに住んでいるので、毎日遊びに来てくれて、一緒にトランプやゲームをしている。夫はそういう遊びに興味がないので、母と遊んでいる時間はとても楽しくストレス発散になっている。（58歳・主婦）