木村拓哉との出会い

1991年にCDデビューしたものの、『夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン』など有名老舗音楽番組がちょうどその頃終了したこともあって、SMAPは歌手として苦戦していた。そこで彼らは、それまでアイドルが本格的に取り組むことのなかったバラエティに活路を求める。

『放送作家ほぼ全史―誰が日本のテレビを創ったのか』(著:太田省一/星海社新書)

すると『夢がMORIMORI』(フジテレビ系、1992年放送開始)などでのコントが評判を呼び、SMAPは新しいタイプのアイドルとして注目を集めるようになった。

その頃、鈴木おさむは、SMAPのメンバー、木村拓哉と出会う。それは、『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM、1995年放送開始)というラジオ番組で、その作家として鈴木が参加することになったのである。

木村と鈴木は同い年ということもあり、すぐに仲良くなった。そして1996年、新しく始まるSMAPの冠バラエティ番組のスタッフとして、鈴木は誘われる。それが、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)だった。