表現者として似ているところがある

強いて娘の欠点を言うなら、片付けが苦手なところ。今までは私が片付けてしまったほうが楽だったので注意してこなかったのですが、海外留学も考えていると聞いて、この頃は生活習慣を身に付けさせないと!と思いたちました。「片付けなさい」だけは最近うるさく言っています(笑)。それでも娘は口ごたえすることはなくて、反抗期らしい反抗期は今の所ありません。そっけない答えしかもらえないことはありますけど。

花音「私は母のせいでイライラするということはありません。私が勝手にイライラしているだけで、そういう時は母が話しかけてくる内容があまり頭に入ってこなくなってしまい、つい適当に返事をしてしまいます」

舞台での共演も、息ぴったり(写真提供◎川井さん)

娘と性格はあまり似ていない私ですが、表現者としては似ているなと感じることがあります。今回の舞台のコンサートパートには公私共に交流のある秋川雅史さんがゲストに来てくださいます。秋川さんが私の優れているところと言ってくださったのが「音楽のイメージ力」でした。

音楽を奏でていると、こんなことをやりたいあんなこともやってみたい、と浮かんできます。娘も音楽を聴いて絵を描くことがあり、何かを表現したいという思いが同じで、親子だなと感じています。