徹夜明けでも寝すぎない
体のリズムをつくるのに、大切なのは「光」です。もし徹夜明けで、そのあとに眠る場合に気をつけたいのは、明け方に強い光を浴びすぎないようにすること。
職場などから自宅へ帰る場合は、サングラスをかけるなどして太陽光をシャットアウトするといいでしょう。
そして、できるだけ早くリズムを戻したいなら、徹夜明けでも寝すぎないようにすること。
ここで寝すぎてしまうと、その日の夜に寝つきが悪くなり、リズムが狂ってしまいます。
疲れていても徹夜明けは2~3時間程度の仮眠におさえておき、その夜はいつもよりも早めに就寝するようにしましょう。
※本稿は、『なぜ、あの人はよく眠れるのか』(主婦と生活社)の一部を再編集したものです。
『なぜ、あの人はよく眠れるのか』(著:小林弘幸、三輪田理恵/ 主婦と生活社)
著者は自律神経研究の第一人者であり睡眠にも造詣が深い、医師の小林弘幸氏。共著者として、学校、行政、企業などで睡眠研修を実施しているメンタルトレーナーの三輪田理恵氏が「実践編」を担当。 快眠に近づくための方法を原因別に101種類以上掲載しているので、その日の体調や気分、環境に合わせた快眠法が選べます。1見開きに1レッスン、平易で実践しやすいメソッドを厳選。ボリューム的にも内容的にも「ストレスの多い時代の睡眠バイブル」と呼ぶにふさわしい一冊です!