2022年2月、女王は新型コロナウイルスに感染。しかし翌月には公務に復帰、カナダのトルドー首相とも対面公務を果たした(室内に飾られた青と黄色の花は、ロシアの侵攻を受けるウクライナの国旗と同じ配色)(写真提供:アフロ)

▼1975年

昭和天皇の英国訪問から4年後、女王とフィリップ殿下が英国君主として初来日。
日本の皇室と英国王室が、戦後和解という大きな役割を果たす。
女王は優れた外交センスを生かし、在位70年の間に42回の外遊、128ヵ国の公式訪問を行った。

 

▼1992年

この頃、最大の危機を迎えた王室。国内でポンド危機が続くなか、チャールズ皇太子とダイアナ妃の破綻した結婚生活がスキャンダラスに報じられる。
ダイアナ妃はテレビで独占告白に応じ、離婚が成立するが、97年に交通事故で死去。
元妃の悲劇に数日間沈黙したことで、王室の支持率はダウンした。しかし女王はまもなくテレビで追悼演説を行い、以来、国民やメディアとの距離感を意識するように。

 

▼2002年

女王が在位50周年を迎えたこの年、妹のマーガレット王女と母・エリザベス皇太后が続けて逝去。

 

▼2022年

2月、女王は新型コロナウイルスに感染。しかし翌月には公務に復帰、カナダのトルドー首相とも対面公務を果たした。
前年4月、73年にわたり女王を支えたフィリップ殿下に先立たれている。
その追悼式に参加したほか、コロナの感染拡大に苦しむ国民に向けて、「私たちが団結し、強い意志を持ち続ければ病を必ず克服できます」とテレビ演説で呼びかけた。