「先日、自分で作った味噌を食べ切ってしまったので、今は伊東四朗さんが手作りしたお味噌をいただいています」(撮影:浅井佳代子)
いつも笑顔で、年を重ねるごとに輝きを増している羽田美智子さん。しかし、若い頃は不摂生な生活を送り、不調に悩まされ続けてきました。そんな羽田さんのピンチを救った発酵食品の魅力とは――(撮影:浅井佳代子 構成:内山靖子)

前編よりつづく

手前味噌は口にも体にも合う!?

発酵食品はどれも大好きですが、イチ押しは味噌ですね。これさえあれば生きていけるというくらい(笑)。キュウリなどの野菜にそのままつけたり、おにぎりに塗って食べたりするのも、美味しくて最高です。

お味噌汁は毎食欠かさず作ります。市販の味噌を使うこともありますが、一番美味しいと感じるのは、自分の手で作った手前味噌。

茹でた大豆をつぶして塩を入れ、手でかきまぜて、冷蔵庫に収まるサイズの樽で保存しています。

自分の手にすみついている常在菌が大豆に移って発酵を促し、一口食べると「ああ、美味しい」って体が隅々まで喜ぶんです。自分の菌が交ざった味噌だから、口に合っているのかもしれません。

私は東京と茨城の実家で2拠点生活を送っているので、実家にいる母はもちろん、兄や甥、姪が遊びに来たときに味噌汁や豚汁をふるまうこともありますが、とても好評です。「うまい!」っておかわりしてくれるのが嬉しいですね。

先日、自分で作った味噌を食べ切ってしまったので、今は伊東四朗さんが手作りしたお味噌をいただいています。

食べるのがもったいなかったので自然と《10年熟成味噌》になっていますが、これがまたビックリするほど美味しいんですよ。伊東さんの味わい深い菌に感謝しながら(笑)、ますます味噌活にいそしんでいるところです。