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「見当識障害」とは
認知症の人が見ている世界
いつ、誰、どこ が分からなくなる怖さ 認知症の人が見ている世界に寄り添って

認知症の人が見ている世界

私たちはあたりまえのように、自分がどこにいるのか、今は何年何月何日なのかを認識しています。スマートフォンには、位置情報を認識する「GPS機能」や時計の機能が備わっていますが、実は、私たちの脳にも同じような機能が備わっています。

しかし、認知症になると、その機能が低下して自分がどこにいるのかわからなくなってしまうときがあります。

その原因として、自分を実年齢よりも若いと思い込み、昔の世界に戻っていることが考えられます。