家の顔“玄関”も季節に応じた片づけを

夏の靴を整理したのであれば、ついでに玄関に置いたままになっている、季節の名残を感じるようなものも一緒にチェックしてはいかがでしょうか。

玄関先のハンガーラックや壁掛けのフックに、夏物の帽子や薄手の羽織ものが置いたままになっていませんか? 明らかに過ぎた季節のものであれば、そのままクローゼットへ移動させましょう。

春物、夏物が残ったままになりがちな玄関のハンガーラック。この時期にぜひ見直しを(写真:著者)

そのほか、片づけサポートに出かけた玄関先でよく見かけるのが、ご主人のベルトや奥様のバッグがいくつも。これらは玄関に無くてもいいものですから、やはりクローゼットに移動。

とにかく玄関には、「玄関で使うもの」「今の季節に使うもの」以外置かないということを心掛けるのが大切です。

置く場所を決めておかないと、玄関のコート掛けがぎゅうぎゅうになり、結果的に行き場を失ったコートがリビングのソファーにちょい置きされる、なんてことに繋がるのです。そして一つの場所をちゃんと整理しないと、リビングルームなどにそのしわ寄せが出てきがちですので注意してください。

間もなくブーツ、厚手のコートなどかさ張るものが増えて、家の中はさらに狭くなる季節を迎えます。ストレスなく生活するためにも、特に家の顔でもある玄関については、過ぎた季節のしまい忘れがないかあらためて確認し、整えておきましょう。