都市伝説1「産まないと病気になる」

アラフィフの女子会につきものの話題といえば「婦人科系の病気と更年期」。

私は数年前に卵巣嚢腫と子宮筋腫の手術をしたのですが、「実は手術してさ」なーんて言おうものなら「私ね、5年前に子宮とったんだけどなんともないよ。どこの病院で手術したの? 先生は?」とか「この間乳がんの手術をして、来月乳房再建なんだよね」とか「結構前だけど子宮頸がんの手術をしたよ。サクッと終わったけど」とか、出てくるわ出てくるわ。

仕事をしていてもしていなくても、子どもがいてもいなくても、みんなそれなりに何かはある。

『男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ』(著:下河辺さやこ/主婦の友社)

そんなときに子どものいない友人がよく言うのが

「子ども産んでないと婦人科系の病気になりやすいっていうじゃん?」

なんですが、いったいなんだってみんなこんなふうに思い込んでいるんでしょうか。少子化をなんとかしたい誰かの仕業かな?

卵巣嚢腫や子宮頸がん、子宮体がん、乳がんなどもそれぞれ理由は別ですから、出産していないからといって過度にこわがる必要も、出産しているからといって安心できるなんてこともないのに、偏見を助長するような都市伝説は早く消えてほしいもの。

どちらにしたって、ちゃんと定期的に検査をして、早期発見に努めるしかありません。