タオルの捨てどき問題

タオルといえば、5upよしもとっていう劇場ができたときのイベントのタオルも、2011年からずっと使ってます。

それもなんの疑問もなく持ち歩いてたら、知らん間に10年経ってて、アキナの秋山(賢太)に「いつまで使ってんねん!」ってツッコまれました。

「懐かし~! どうしたんすか⁉ そんな人いないですよ。どっかから出てきたんですか?」って言うから、「いや、ずっと使ってんねん」って答えたら、「えぇ~⁉」ってめちゃくちゃ騒がれて。

モノ持ちが良すぎてまわりから引かれてしまったという、おいでやす小田さん(写真提供:ヨシモトブックス)

それ以来、アキナと劇場でいっしょになるときはこのタオル持っていきにくいなと思って、スケジュールを調べるようになりました。

でも捨てるという発想にはならないんですよね。家で使う手もありますけど、家用は家用で長く使ってるタオルがありますし。

そもそもタオルとかハンカチってなかなか悪くならないから、捨てどきがわからなくないですか?

※本稿は、『僕はどうしても捨てられない。』(発行:ヨシモトブックス、発売:ワニブックス)の一部を再編集したものです。


僕はどうしても捨てられない。』(著:おいでやす小田/発行:ヨシモトブックス、発売:ワニブックス)

モノも人生も捨てたもんじゃない。ーー苦節20年、長かった下積み時代は無駄じゃなかった。
R-1グランプリ5年連続決勝進出、2020年M-1グランプリでは準優勝と結果を出し、バラエティを中心にテレビドラマにも連続出演中の、稀代のピン芸人おいでやす小田のモノにまつわるエトセトラが詰まっています。
20年以上使用しているガス式炊飯器、丈夫すぎるラーメン鉢、もうボロボロで黒ずんでさえいる10年選手のタオル、7年使い続けてるのに減らない目薬(抗菌)、いつかはつくかもしれない使い切った乾電池、10年前からなぜかいつまでも減らない綿棒、etc...。
捨てられない男のルーツと諦めないポジティブシンキングがココに。とくとご覧あれ!