乾燥と寒さにさらされて、肌のかさつきが気になる季節です。放っておくと悪化して、ひび割れ、かゆみ、湿疹などを引き起こすことも。上手に防いで冬を快適に乗り切る方法を専門家に聞きました(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)
1)水仕事では手袋をつける
家事や手洗いは手荒れの最大の原因、と宮田先生。
「洗剤やせっけんはもちろん、水に触れただけでも皮脂膜ははがれます。ですから、食器を洗う、拭く、野菜を水洗いする、洗濯物を干すなど水に触れる家事の際は、必ず手袋をつけましょう。また、水仕事のあとはハンドクリームで保湿を」(宮田先生。以下同)
メンソレータム メディクイッククリームS〈第2類医薬品〉 8g ¥1,760/ロート製薬
手荒れがひどくなり、赤くはれたり皮がむけたりする手湿疹の治療薬。有効成分アンテドラッグステロイドを配合。伸びが良くさらっとした使い心地。