右大将が先に内大臣になることも

たとえば正応元年(1288年)11月8日時点で大納言は10名。

位階は9名が正2位。第7席の二条兼基のみ従2位。席次は昇進順です(今回は複雑になりすぎるので、正と権は措いておきます)。

このとき、第1位が大炊御門信嗣53才で、この人が左大将を兼ねています。第2位が西園寺実兼40才でこの人が右大将を兼任。

翌年の正応2年、10月18日に西園寺実兼が内大臣に進みました。大臣になっても、引き続き右大将を兼任。大炊御門信嗣は左大将で大納言のまま。

次の正応3年、西園寺実兼が内大臣を辞任。すると、大炊御門信嗣が内大臣に昇進しました。

つまり、右大将が先に内大臣になることもあるのです。