もはや和菓子と呼びがたいほどの変化を遂げたコンビニの「たい焼き」。大手3社の商品をチェック!(写真:著者)
大人気のコンビニスイーツ。ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートなどの各社が開発に力を注ぐなか、特に急激な進化を遂げているのが「和スイーツ」です。この連載ではスイーツライター・笹木理恵さんが、話題のコンビニ和スイーツをチェック。その実力に迫ります。第5回は生地も中身も進化を遂げた「たい焼き」を紹介します!

価格の優等生たい焼き。「大手3社」を徹底比較!

和菓子の中でも、独特の立ち位置にある「たい焼き」。

手ごろな価格で日常的なおやつとして幅広い世代に愛されていますが、実は専門店で購入する以外、焼きたてを入手するのが意外と難しいスイーツだったりします。

コンビニでは、チルドスイーツのコーナーでほぼ定番として販売されていますが、あらためて今回調べてみれば、そのほとんどがあんこではなく「カスタードクリーム」を包んだものになっていることに気づきました。生地も、もちもちとした白い生地のものが多数。

そしてこの物価高でも、150円以下を死守する価格の優等生でもあります。その意味でも、今注目したいたい焼き、コンビニ大手3社のものを順に紹介しましょう。