●夏油(げとう)温泉(岩手県北上市和賀町)
北上市立図書館所蔵の『夏油温泉由来』によると、発見は建武2年(1335)で、平家の落人の末裔・高橋四良左ヱ門(しろうざえもん)が巨大な白ザルと戦った翌年、そのサルが気になり山中深くに分け入ったところ、かのサルは驚き、慌てて逃げ去った。
四良左ヱ門がその跡を見廻すと、湯煙を立てて温泉が湧き出ていた。これが夏油温泉の始まりとされ、以前は「白猿(はくえん)の湯」とも呼ばれていた。
●夏油(げとう)温泉(岩手県北上市和賀町)
北上市立図書館所蔵の『夏油温泉由来』によると、発見は建武2年(1335)で、平家の落人の末裔・高橋四良左ヱ門(しろうざえもん)が巨大な白ザルと戦った翌年、そのサルが気になり山中深くに分け入ったところ、かのサルは驚き、慌てて逃げ去った。
四良左ヱ門がその跡を見廻すと、湯煙を立てて温泉が湧き出ていた。これが夏油温泉の始まりとされ、以前は「白猿(はくえん)の湯」とも呼ばれていた。