思い切って取った有給休暇

最近知人が次々に体調を崩し、長期の休養を余儀なくされているのを見ながら、自分もそうなるのでは、と内心焦りまくっていた。
無理がたたってわかりやすく身体に来たときにはもう手遅れ。そこから回復するのにはものすごい時間やプロセス、さらにはお金が必要になる。
2度の救急搬送と入院歴のある私は、その事実を嫌というほど知っていた。

そこで、思い切って、5日の有給を取った。
と言っても、結局仕事が入ったので実際掃除に充てられたのは3日間。
そしてその3日の間に、整形外科にも行けた。10年前に半月板を損傷してからずっと膝が痛いのだが、首が痛みだしてから全身のバランスが崩れたのか、膝も痛みが悪化。日常生活にも支障が出るほどになった。そこで首のリハビリに加え、膝の水を注射で抜いた。まさか20代で膝の水を抜くことになるとは。

でも、これも休みが取れたからできたこと。
注射は、「チクっとしますよ」という医師の言葉と裏腹に、のけぞるほどの、骨の髄まで響くような痛みだった。「10分くらいで痛みもなくなりますよ」という医師の言葉にもやっぱり裏切られ、寝るまでめちゃくちゃ痛かった。
おかげで掃除の効率はがた落ちだったが、ずっとできなかった片付けがやっっっとできた。

片付けの最中(自主規制)

さすがに半年以上本腰を入れた掃除をしなかったツケを3日でチャラにできるはずもなく、片づけします系バラエティ番組があれば撮れ高よし!というくらいにはまだ部屋はめっちゃ汚いが、なんとかデスクを置くスペースを作ることはできた。

掃除をすると、ずっと探していた書類や、いくつものポケットティッシュや剃刀なんかがわらわらと出てきた。
日頃から整理整頓していれば、書類を探し回る手間や時間、不要な買い物を防げたんだろうな・・・としみじみ思った。
限られたスペースをすっきりと保てるよう、これから気をつけることもいくつも浮かんだ。
生活を見直す大きなキッカケになったように思う。