古民家に引っ越し、一室を土日だけカフェに変身(写真提供:photo AC)

安く買い取った古民家は、夫の手で見事にリフォーム。すると「カフェ経営」という願望がマユミさんの脳裏に広がったそうだ。

「結婚以来、家事・育児に専念しましたが、老後くらい自分のための時間を堪能しても罰は当たらないでしょう? 実は独身時代、欧風料理を習っていたんです。当時学んだ料理をたくさんの方に振る舞えたら……想像するだけで胸が熱くなりました」

現在、古民家に引っ越し、一室を土日だけカフェに変身。夢の実現に向けて羽ばたいている。

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人生も折り返しの年齢になれば、長年の習慣や人間関係のしがらみが積み重なっていく。でも、本当に大事なものを優先することで、無駄なものを手放せて、お金も浮く。それに気づいてスッキリさせれば、人生に幸福が転がり込んで来る――。3人のエピソードが、そう確信させてくれた。


《ルポ》やめる、捨てるで、人生が好転した
【1】趣味のバイクを手放して
【2】母と絶縁したら出費が減った
【3】親の衰えとお金の心配がなくなった