身体を呪わずに生きていきたい

脂っこいものを思い切り食べられたのは高校生まで。19歳から胃腸の調子が悪くなり、それ以降ずっと調子が悪い。
25歳くらいから更年期障害の先取りのような症状に悩まされ始めた(甲状腺の異常を疑ったが検査しても問題なし)。

先日皮膚炎で顔が腫れ上がり、食事に気を使うように。時間がないので2日分まとめて作る。

20代だが症状だけ見るとまるで中年か高齢者である。
会社で50代くらいの上司と、膝の痛みの話で意気投合。中年の健康相談の記事を見るとすごく参考になる。

よく、30~40代の人が、「20代の時みたいに無理が利かなくなった」「今は胃もたれするしオールもできない」という。
でも私からしたら、徹夜は20代でも無理、胃もたれはハタチ手前から。「無理がきいた」時は人生で存在せず、「若さ」を引き抜かれた状態で、中年の身体に取り替えられたような感覚で生きている。

そうは言っても、もちろん私以上に大変な人もたくさん知っているし、大病を患ったこともない、あちこち故障しながらとはいえ、フルタイムで働き、さらには副業までできている。
そして短時間しか作業できないディスアドバンテージを埋めるべく、マッハでタイピングしたり隙間時間で企画をいくつも立てたりするという技を習得できたりもしているのは、ある意味恵まれた点かもしれない。

欠陥品ではあるが、この身体と付き合っていくしかない。
最近も、自律神経を整える方法を調べたり、ストレッチをしたり、自炊を工夫して身体にいいものを摂るようにしたり、不調を減らしてく方法を探っている。
呼吸が浅いと頭痛になりやすかったりすると聞いて、自分を観察してみると、身体がガチガチで、呼吸しようとしても深く息を吸えていないことに気づいた。それからうまく呼吸できるようトレーニング中だ。

身体が弱いがゆえに悔しいことを数えたらキリがない。
それでもなんとか、それを呪わずに生きていきたい。

前回「振袖を「着ない」と「着られない」は違う。「風呂なし物件」は嗜好ではない。貧困で選択肢が限られることに社会は鈍感だ」はこちら