この記事の目次
蛍の光(日本語作詞:稲垣千穎(いながきちかい)/作曲:不詳) 仰げば尊し(作者不詳) 翼をください(作詞:山上路夫/作曲:村井邦彦) 卒業写真(作詞・作曲:荒井由実〈現:松任谷由実〉) 贈る言葉(作詞:武田鉄矢/作曲:千葉和臣) 旅立ちの日に(作詞:小嶋登/作曲:坂本浩美) 3月9日(作詞・作曲:藤巻亮太) 栄光の架橋(作詞・作曲:北川悠仁) 手紙 〜拝啓 十五の君へ~(作詞・作曲:アンジェラ・アキ)
YELL(エール)(作詞・作曲:水野良樹)
卒業式で歌われる曲は時代とともに変化していく

YELL(エール)(作詞・作曲:水野良樹)

2009年(平成21年)にリリースされた、いきものがかりの15枚目のシングル。NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として制作されました。

旅立ちに不安を感じて足踏みしている人の背中を押すような歌詞が印象的です。

いきものがかりのメインボーカルである吉岡聖恵さんが神奈川県厚木市出身であることから、ベストアルバムが発売された2010年11月以降、小田急小田原線本厚木駅にてYELLが接近メロディとして使用されています。

 

 

卒業式で歌われる曲は時代とともに変化していく

卒業式で歌う曲といえば、長らく「蛍の光」と「仰げば尊し」が大定番でした。しかし、最近では生徒が歌いたい曲を自由に選ぶのが一般的になりつつあるようです。

卒業式シーズンまっただ中の今、SNS上でも、自分たちの世代では卒業式の定番だった曲が子どもの卒業式では歌われないことに驚き、ジェネレーションギャップを感じる親御さんの声が多く見られます。

かつて卒業式で歌った思い入れのある曲が、今の10代や20代にとっては馴染みのない曲になっているとなると、戸惑いや寂しさ、あるいは抵抗感を覚える人もいるかもしれません。

しかし、いつの時代も、卒業式で歌われる曲に込められる想いは変わらないものです。

3月で卒業という人も、かつて学生だった人も、この別れと旅立ちの季節にお気に入りの卒業式ソングを聴いて、新年度に向けて気持ちを新たにしてみてはいかがでしょうか。