この記事の目次
空き巣・強盗の被害に遭いやすいのは? 狙われやすい家の特徴 被害の多い時間帯 主な手口
空き巣・強盗の予兆「マーキング」
「マーキング」って?
マーキングかな?と思ったら…
ドアと窓からの侵入を防ぐのが最優先 ドアの防犯対策 窓の防犯対策 「侵入しやすい家」だと思わせない 日頃から心がけておきたいこと 導入しておきたい防犯対策 もしも被害に遭ってしまったら… 空き巣の場合 強盗の場合 警視庁の防犯アプリも検討を

空き巣・強盗の予兆「マーキング」

 

「マーキング」って?

空き巣犯や強盗犯は、犯行に及ぶ前に入念な下見を行う場合が多いようです。その際に把握した、家族構成や留守の時間、金目の物の有無といった情報を、ペンやシールなどを使ってその家のどこかに残します。これが「マーキング」です。

単独犯が自分用のメモとして使うこともあれば、グループ犯が他の仲間に情報を共有するためにマーキングする場合もあるようです。

(マーキングの例)

・ドアノブや窓枠、表札などにキズをつける

・ペンで文字や記号を記す

・小さな色付きのシールを貼る

・石を置く

(マーキングされやすい場所)

・ドア

・ドアノブ

・インターフォン

・表札

・郵便受け

・電気メーター

・ガスメーター

 

マーキングかな?と思ったら…

マーキングが疑われる何らかの印を見つけた場合は、念のためスマホなどで証拠写真を撮ってから、速やかに消すようにしましょう。

空き巣・強盗を企てている人間は、マーキングした家の住民の対応をよく見ています。マーキングを消すことで、こちらが侵入を警戒していることが相手に伝わるため、ターゲットから外される可能性が高くなります。

不安な場合は、最寄りの交番に相談するのも手です。見回り強化などの対応を取ってもらえる場合もあります。