「知らない」を告白してみた
疲れました。少し冷静になり、極端かもしれませんが、自分に国籍がないという気持ちで自分のことを見つめ直して見ると、ある気づきが生まれました。
「俺は、小さいコミュニティで、たまたま得た知識だけで生きているな」と。
そこで僕は、自分とってはタブーの「知らない」を告白してみようと思いました。
芸人になってからの話ですが、子どもの頃好きだったお笑い番組の話題になりました。僕の世代は、ほぼほぼ前述した番組です。
僕は勇気を振り絞って、「見てないので知らない」と告げたのです。
すると、僕が恐れていたことは何も起きなかったのです。
それどころか、「信じられない!」「じゃあその時間何してたの?」「それはある意味貴重だよ」と盛り上がったのと同時に、色々教えてもらえたのです。
何て素敵な世界なんだ。不思議な感覚でした。だから僕は、自分の中にある真実をもとに素直に生きることが、幸せだと思います。
そして僕は、これからもこの精神を軸に生きたいと思います。
あっ、それと報告が遅くなりましたが、お袋のおかげで視力が0・5から2・0まで上がりました。
※本稿は、『等身大の僕で生きるしかないので さらけ出したら、うまくいった40の欠点』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。
『等身大の僕で生きるしかないので さらけ出したら、うまくいった40の欠点』(著:内間政成/ダイヤモンド社)
「人は欠点をさらけ出せば出すほど、うまくいく」
ずっと欠点だと思って隠していたことをさらけ出してみたら、意外と「人は短所で愛されている」ことに気づいた。
スリムクラブ内間政成が語る「欠点の愛し方」