宮沢賢治像(写真提供:photoAC)

知られざる出演者の失敗談とは?

「親バカとバカ息子」が1つのテーマになっている本作にちなんで、登壇者が「自分バカだな」と思ったエピソードを1人ずつ発表することに。トップバッターは役所さんが務めた。

役所さんは小学5年生の頃を振り返り、運動会に向けて皆で手をつなぎながらマスゲーム(多人数が集まって体操やダンスなどを一斉に行う集団演技)の練習をしていたとき「こんなことしたくないな」と思ったそう。その後、偶然運動場にあった小さな穴で足首をひねり、「これで運動会に出なくて済むかもしれない」と思い痛みを訴えたところ、病院に連れて行かれレントゲンを撮影することに。「ああ(嘘が)バレるな」と思ってると、なんとヒビが入っているとの診断結果が。ぜんぜん痛くなかったが、ギプスで固定され、先生におんぶされながら家に帰った少年時代の苦い思い出を明かし、予想以上の失敗談に会場からはどよめきの声が上がった。

この話につづいて失敗談を話したのは菅田さん。中学1年生の頃、理科室で顕微鏡を使った実験の際に、ピンセットを片手に持って遊んでいた菅田さん。興味本位で近くにあったコンセントに差し込んだら、次の瞬間、学校中が停電してしまったそう。5分ほどで復旧したそうだが、当時は一瞬の出来事に驚きつつ、気づいたら泣いていたという衝撃のエピソードを披露。「コンセントにピンセットを差しちゃだめなんだなって学びました」とまとめつつ、会場からは驚きの声が聞こえた。

森さんは、シャンプーを化粧水と間違えて顔に塗っていたという、最近の出来事を明かした。旅行用に詰め替えた後、気づかずにそのまま1週間は使用していたそうで、次第にあごの下がピリピリし、皮が剥け始めてしまったという。それでも(化粧水の)好転反応だろうと思い、クリームまでしっかり塗って寝ていた自分はバカだったと笑うと、菅田さんから「俺もやったことあります。半透明な液体全部分からないですよね」とフォローが入った。